カルトワインの名づけの理由♪シネ・クア・ノン レイヴン(鴉)

最近HPにUPしたカリフォルニア サンタバーバラで造られるカルト中のカルトワイン「シネ・クア・ノン

 

毎年数千本しか作られず、その希少価値とパーカー100点というポイントの高さに伝説となっているワイン。

名前も毎年リリースの際に変わるのだが今回発売の2006年ヴィンテージの銘銘は「レイヴン(鴉)」

 

その記事を書いているときに作り手「マンフレッド・ランクル」が理由を述べている。

あまりに興味深いのでブログに載せてみたくなった♪

 

ちょっと読んでみて欲しい♪

 

ワインを造る変人の視野はどこにあるんでしょうね♪

 

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ワインの仕事の素晴らしいところは、自然が与えてくれる全ての事に関して敏感になれる事だ。
様々な香りや音にしみじみとし、毎日の生活の中で動植物の存在がとても大事な事となっている。2年前の2006年、外にくるみの殻の山を見かけてスタッフを『だらしないヤツだ』と叱りつけた。
するとそのスタッフは『だらしないと呼ぶならカラス達です!』と反論してくるんだ。
最初は『うさんくさい言い訳をする奴』だと思ったよ。しかしその後、真犯人がゴミを落としていたところを見たんだ。まるで意地悪をするかの様に落とすんだ。

  カラスは選果台で作業中の我々を興味深そうに観察し周りを飛んでみたり、近くに座ってみたりその上わけのわからない事を喋リかけてきたりするんだよ。
頭がおかしくなったんじゃないかと思われるかも知れんがカラスは我々と話をしてたんだ。
そう見えるようになってからはもうこの真っ黒で大きな鳥に物凄い魅力を感じるようになったさ。

  この羽根のはえた悪戯っ子達は本当に見事な生き物だよ。だっていつも楽しく遊んでいるんだ。
最近の奴らの流行は「猪ロデオ」(笑)。
勇気のある奴なんかは猪の尻尾にぶら下がって走り回ってるんだぜ。そして驚く事に奴らはその遊びを始める前に「何が問題で、どんな危険回避をすればいいか」を頭の中でシュミレーションしてから行動してるんだ。
ほんと知性の高い奴らだよ… 洗練されている。

  例えばカラス達は狼の事を「マヌケな奴ら」だと思っているよ。
カラス達は肉を隠している狼を見張っているんだ。そして狼がその場を離れたのを見計らって労せず肉をGETするんだ。
さらに笑えるのが狼が肉を盗まれた事に気付いてもすぐそばで羽根のグルーミングをしながらつまらなそうな顔をして知らんぷりをしているんだぜ。
アカデミー賞ものの演技で完璧に相手をおちょくっているよ。
大きな相手をイライラさせる事を楽しんでるんだ。
きっとカラス達は捕食動物は単純で騙されやすくなる事と引き換えに大きくなったんだと思い込んでる。

  この黒い鳥は常に困難を乗り越えながら世界中の様々な環境で生活し続けてきた。
知れば知るほど、その生き方があまりにも愉快で好きになったさ。
そしてワイン名にしようと決めたのは次のストーリーに感銘を受けたからでもあるんだ。

  カラスはユーモラスな悪戯っ子。群れでパーティーなんかもしたりする。
カラス達は円形を造り、その輪の中で1羽がダンスや歌を仲間達に披露するんだ。
他のカラス達はそれを静観する。
観衆となったカラス達に気に入られれば皆にもてはやされヒーローになる。
でも気に入られなかったら、殺されるんだ。


  どうだい?このストーリーを気にいってくれただろ?
皆さんがカラスを好きになってくれていればきっと私のワインも好きになってくれたはずさ。

 

 

・・・・・・

 

どうです?